葬儀にかかる費用の内訳

近年はお葬式のスタイルもさまざまなものが登場してきていますが、日本では約9割が仏式です。一般的な仏式の葬儀では、実際に支払うことになる費用の内訳はどのようになっているのでしょうか。1.葬儀一式の費用お通夜から告別式までの祭壇設営、棺、霊柩車、骨壷、会葬礼状、返礼品、火葬料、ハイヤーやマイクロバス。一つ一つ費用が違ってくるので予算に合わせて選びましょう。

白木の祭壇を設けて盛大に行うのか、小さな花だけの祭壇にするのか。霊柩車も車種によって金額が変わります。火葬料は自治体によっては無料。2.宗教関係者への支払い僧侶へのお礼です。

お通夜から初七日までのお経、御前料。戒名は階位の高い称号をつけることでお布施も多くなります。3.接待飲食費通夜ぶるまい、精進落としの料理、酒代など。4.香典返しの費用忌明けの香典返しとあいさつ状。

弔問客の予想人数、香典の額を考えて予算を立てましょう。5.式場の使用料自宅で行えばかかりませんが、今は設備の整った専門斎場や寺院の会館で葬儀を行うことがほとんどです。6.その他の雑費運転者や火葬場の係員への心付け、親戚の宿泊費や食事代など。統計では、全国の平均的な葬儀費用は200万円となっています。

葬儀の規模は故人の社会的地位、交際範囲、遺志によって変わってきます。故人が非常に高齢であった場合は親族だけでこぢんまりと行っても良いでしょうし、世間体にとらわれて必要以上に盛大にする必要はありません。現在は故人と遺族の意向が優先されるようになっています。

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